樹脂流動解析ソフト Moldex3D
Moldex3Dは、製品設計技術者から成形技術者まで幅広く活用できる完全3次元樹脂流動解析ソフトです。
プラスチック成形過程を可視化することで、トライ&エラーにかかる金型製作コストを抑え、あらゆる工程で起こりうるトラブルを未然に把握、防止することが期待できます。
Moldex3Dを効果的に活用頂くことにより、お客様の工程の全体最適化を支援し、製品品質の向上、生産サイクル時間および開発期間の短縮を図ることができます。

3分でわかる! 樹脂流動解析ソフト Moldex3D 2021 新機能紹介動画
本バージョンでは、そり変形の解析精度向上に注力し、メッシュ作成のための様々な補助機能を強化することで、お客様により高精度で使いやすい樹脂流動解析ソフトウェアへと進化しています。是非ご視聴下さい。
Moldex3D | 樹脂流動解析【製品特長】
有限体積法による大規模・高速解析 高精度3次元解析
計算手法に有限体積法(FVM)を用いており、他の樹脂流動解析で幅広く使用されている有限要素法(FEM)と比較して、短い時間で大容量の計算が可能です。
従来の有限要素法では、計算時間は要素数に対して幾何級数的に増加しますが、有限体積法では線形的に増加するため、要素数が多い場合でも、高速で計算することができます。64bit版の場合、3,000万要素以上のモデルも解析可能です。
高精度3次元解析
非ニュートン流体に基づくNavier-Stokes方程式を忠実に解き、慣性や重力の影響も考慮できるので、ランナーバランス,ジェッティング等の複雑な現象にも対応可能です。非定常冷却解析やベント解析も標準で対応しています。
また、メッシュ技術として境界層メッシュ(BLM:Boundary Layer Mesh)を使用することで、複雑な三次元形状でも高品質なメッシュを容易に作成することができます。BLMは製品表層近辺で温度変化の大きい樹脂流動工程の表現に非常に適しており、高精度な解析の実現を可能としております。
ハイパフォーマンス計算機能
マルチコア、マルチCPU、マルチPCクラスタを効率よく活用することで、最先端の計算速度を実現します。
Moldex3D | 樹脂流動解析【機能紹介】
お客様の声【事例配布中】
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Moldex3Dの紹介セミナーがご覧いただけます

樹脂流動解析Moldex3Dについて興味のある方、導入を検討されている方向けに、Webセミナーのアーカイブを公開しております。 Moldex3Dのコアテクノロジー最新バージョンR17の新機能についてわかりやすくご紹介しておりますので、ぜひご利用ください。 |
材料物性測定サービス
材料特性の評価と各種モデル式のパラメータ算出をサポートするために材料物性測定サービスを提供しています。
Moldex3D | 樹脂流動解析【動作環境】
対応OS | Microsoft Windows 10, 8, 7, Server 2012, 2008, HPC Server 2008 |
---|---|
CPU | Intel® Xeon® E5 プロセッサ |
メモリー容量 | 32GB以上のRAM, 2TB以上の空き領域 |
マルチプロセッサー | SMP構成、クラスター構成 及び両者混合構成に対応 |
入力CADデータ | IGES,STL,STEP,Rhinoceros |
入力メッシュデータ | ANSYS,HyperMesh,Creo(旧Pro/E),FEMAP,IDEAS |
他社CAEへの出力 | Abaqus, ANSYS, MSC.Nastran, NE Nastran, NX Nastran, LS-DYNA, Marc, OptiStruct |
- eDesign
- Professional
- Advanced
- 流動プロセスをシミュレーション
- ウェルドライン、エアートラップ、焼け、ショートショット問題を回避するようにゲートとランナーの設計を最適化
- 流動時の成形条件(射出時間、樹脂温度など)を検証
- Flow/Pack/Cool/Warpのシミュレーションの同期データを受け渡しできる連結ソルバーを提供
- コアシフト解析をサポートし、より高精度な流体構造検証が可能
- IMD シミュレーションをサポートし、フィルム境界条件を定義することで潜在的なインク流れ問題を予測が可能
- eDesign
- Professional
- Advanced
- ゲート固化時間を予測し、効果的な保圧を評価
- ヒケやばりなどの欠陥を最小限に
- そり変形を最小にするため、体積収縮や必要型締め力を予測
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- Professional
- Advanced
- 金型と冷却管設計のための高度な冷却シミュレーション
ー非定常冷却
ー高速型温制御
ーコンフォーマル冷却
ー3D 冷却液CFD - 金型温度変化をコントロールし、冷却効率を向上させることで、製品のそり変形を抑制
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- Professional
- Advanced
- 製品収縮による変形を検証し、そり変形を予測
- 繊維配向、残留応力、材料の粘弾性のそり変形に及ぼす効果を検証
- 平坦度を使用し、サーフェス面のそり変形を検証
- エンハンスドワープ解析で非定常冷却の影響を考慮
- eDesign
- Professional
- Advanced
- インサート成形、オーバーモールド成形、マルチショットシーケンス成形をシミュレーション
- 異なる材料の相互作用を検証し、材料特性を考慮して、そり変形と剥離を最小限に
- バランスの悪いフローによって起きるコアの歪みを検証
- 潜在的な再溶融問題を検出可能
- eDesign
- Professional
- Advanced
- 主要なCADソフト(Creo, NX, SOLIDWORKS)との連携により、ファイル変換等不要でダイレクトに製品設計の検証が可能
- 自動メッシュエンジンとCAE解析のための優れたウィザードを提供
- CAD環境で射出成形システムの作成をサポート
- シミュレーションと同時に設計変更を行うことで、成形条件を効率的に最適化
- CAD ユーザーのCAD/CAM環境で、すぐに製品設計を検証
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- Professional
- Advanced
- 最適なゲート位置の選定を効率的に行うことが可能
- L/T分布の計算によりゲート位置を自動で配置
- 複数のゲート位置の指定も可能
- フローパターンを効率的にバランスよくすることが可能
- eDesign
- Professional
- Advanced
- ゲートを含むモデルの設計検証を行うための特殊ツール
- ゲート設計のみを含むモデル向けの解析
- 大型製品のゲート設計検証の繰り返しをスピードアップ
- 計算パフォーマンスの向上により数分で流れ解析の実行が可能
ー同じメッシュ、同じ成形条件で速度90%UP
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- Professional
- Advanced
- 製品輪郭を元に、コンフォーマル冷却チャンネルを自動作成
- 高速かつ直感的なワークフローを提供し、複雑な冷却システムを作成
- 3D Coolant CFD 解析により、冷却管内の流動挙動を観察可能
- eDesign
- Professional
- Advanced
- 解析変化を作成し、自動的にグラフィックで表示
- 製品品質を検証するため、効率的なDOE手法を使用し、成形条件を最適化
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- Professional
- Advanced
- 複雑なホットランナーシステムの高速解析をサポート
- エアーギャップ部のメッシュ準備を可能にし、温度分布を可視化し、ヒーター管/コイルの設計検証を行う
- R16では、ピンの動作シミュレーションを提供し、樹脂流動挙動でバルブピンの位置と動作を考慮
- 熱効果(熱放散)とそれに誘因される成形問題の検証
- 熱を均一にし、加熱サイクルを最適化し、プラスチック材料の劣化を回避可能
- eDesign
- Professional
- Advanced
- 3D 冷却管内の水の流れをシミュレーションし、冷却効率を確保
- 流線特性を可視化することで、コンフォーマル冷却のホットスポットを予測
- 冷却システム設計を最適化し、サイクル時間の短縮が可能
- 複雑な冷却管のシミュレーションを可能にするために、パワフルな計算カーネルを持つ3D CFD ソルバーを提供
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- Professional
- Advanced
- 製品輪郭を元に、コンフォーマル冷却チャンネルを自動作成
- 高速かつ直感的なワークフローを提供し、複雑な冷却システムを作成
- 3D Coolant CFD 解析により、冷却管内の流動挙動を観察可能
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- Professional
- Advanced
- 短/長繊維強化プラスチックの繊維配向、繊維長、繊維破損、繊維密度の予測をサポート
- 繊維フレーク配向のシミュレーションをサポート
- 製品とウェルドライン部分の強度を検証
- スクリュー起因の繊維解析もサポート
- 製品の寸法安定性および耐変形性を検証
- 長繊維予測(US特許)と粘性特性での降伏応力を考慮する技術についてジャーナル誌に掲載
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- Professional
- Advanced
- 特定の外部負荷下での機械特性と変形挙動を検証
- インサートと流体相互作用を考慮したコア歪みシミュレーション(コアシフト解析)をサポート
- 粘弾性でアニール処理をシミュレーション
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- Professional
- Advanced
- 主要ソフトウェアとの統合により様々なフォーマットで結果を出力
ーANSYS / ABAQUS / LS-DYNA / MSC-Nastran / Marc / OptiStruct - ANSYS Workbench およびABAQUS との相互運用性を持ち、インターフェース出力を効率的に行う
- 効率的に構造性能を検証するため、ダイレクトなデータ出力、 3D結果マッピングが可能
- Digimat とConverseとの統合により、 構造挙動を正確に予測できます。ダイレクトに出力できるデータは:
ーウェルドライン
-繊維配向
-流動起因の残留応力
ー温度
ー発泡
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- Professional
- Advanced
- e-Xstream engineeringとの連携製品
- Moldex3D injection molding から Digimat 高度材料非線形解析への架け橋
- 強化プラスチック製品のより高精度な構造非線形材料検証
- 実験データを元に作成された材料モデルの自動リバースエンジニアリングをサポート
- Advanced
- 流動や熱起因の複屈折、位相差、偏光、縞次数、フリンジパターンを予測
- CODE Vと統合し、不均一な 屈折率を予測
- eDesign
- Professional
- Advanced
- 高分子材料の粘性と弾性を解析
- 製品変形を検証するため、そり変形解析をサポート
- 流動起因の残留応力効果を検証し、光学特性を最適化するため、Moldex3D Optics モジュールと共にシミュレーションを実行
- Advanced
- チャージ設計のために圧縮後にプロセス変化を制御
- 大型で複雑な製品の圧縮条件の最適化
- 繊維長配向をシミュレーションし、 劣化、にじみ、ばりなどの欠陥を回避し、製品強度を最適化
- LS-DYNAと統合し、ソリッド変形ステージから流体充填ステージまで、より高精度な圧縮成形プロセスを実現
- Advanced
- 圧縮成形プロセスでの特性の変化を可視化
- 薄く平坦な製品に対し、VE およびOptics 解析をサポートし、残留応力、収縮、そり変形を最適化
- eDesign
- Professional
- Advanced
- 全工程における射出成形ステージをシミュレーション
- フィードストックの流動挙動を可視化
- 粉末の密度集中の影響を考慮し、粉末とバインダーの相分離によって起きるブラックラインを予測
- Professional
- Advanced
- 適切な射出時間と、プラスチック/ガスの適切な射出体積を実現するように、ポリマー/ガス注入口位置を決定
- 表層厚みとコア-アウト比分布を最適化し、コーナー効果とブロースルーを予測
- フルショットプロセスでプッシュバック解析をサポート
- スイッチオーバーマークと材料の浪費を回避
- Professional
- Advanced
- スキン材料とコア材料の相互作用を可視化
- ブロースルー予測を元に、厚みと成形条件を最適化
- バランスの悪い温度や圧力抵抗を検出し、収縮およびそり変形を最適化
- Professional
- Advanced
- 2つの材料に、2つの独立した溶融樹脂注入口と成形条件パラメータを定義
- 2つのメルトフロント進行を可視化し、潜在的なウェルドラインを予測し、ゲート設計を最適化
- eDesign
- Professional
- Advanced
- マイクロセルラー発泡プロセスでのポリマーガスの挙動を可視化
- セルの核生成とセル成長を考慮し、セルサイズとセル密度分布を可視化
- 表面品質と気泡の影響を検証することで、製品を軽量化し、収縮を回避
- コア-バックをサポートし、セル分布でのガスの体積変化を検証
- セルサイズと密度データを Digimat に出力し、構造性能を検証
- 熱可塑性プラスチック解析向けの初期ガス濃度オプションとして、CBA 材料シミュレーションをサポート
- Advanced
- 流動パフォーマンスをシミュレーションし、様々なファイバーマットタイプの影響と配向を確認
- 厚み方向の流動挙動を予測し、硬化反応傾向を確認し、樹脂注入の最適化を行う
- ドレープ結果 (Dyna) をMoldex3D Mesh にインポートでき、ドレープ効果を考慮した高精度な解析検証が可能
- Professional
- Advanced
- IMD フィルム境界条件 (BC) 設定をサポートし、モデル準備が容易
- ウォッシュアウトインデックスを使って、フィルムのインク流れを予測可能
- 射出速度と温度の影響を考慮し、問題を予測
- Professional
- Advanced
- ポリウレタン(PU) 化学発泡プロセスのシミュレーション
- 気泡変化と密度分布を予測
- 体積と重量の理想的な比率を確認
- Professional
- Advanced
- 温度勾配が急な製品表層部分の温度分布を考慮した解析が可能
- 最大11層までレイヤーメッシュの設定が可能
- 肉厚方向のメッシュ解像度を上げ解析精度を向上
- BLMを作成したことない人でも簡単なBLM作成
- Advanced
- カスタマイズのためにメッシュを手動で作成
- メッシュ解像度の向上
- 均一/バイアスメッシュパターンおよび厚み方向のエレメントレイヤーをコントロール
- テトラ、ピラミッド、プリズム、六面体のエレメントをサポート
- 複雑な形状にも柔軟、繊細、正確に対応
- 粘弾性、光学特性など複雑な計算を必要とする解析に対して有効