Cimatron 機上測定
Cimatronオプション
機上測定
加工したワークの寸法測定が負担になっていませんか?
- 測定作業を効率化できない!
加工は無人運転できるのに、寸法測定は人が測定機を操作しないといけない。
測定するための段取り時間もかかる。
働き方改革による残業時間の規制で、夜間に加工終了したワークは、翌日に測定作業!
これでは納期も短縮できない! - 作業者の負担が減らない
測定の度に測定機までワークを移動するのも一苦労。測定の度に原点出しなどの作業も手間がかかる。
追加工になるとワークの移動だけでなくワークの向き調整も必要。大きな金型だとクレーンで吊っても作業負担は小さくない! - コスト削減どころじゃない!
測定項目は増えていく一方で、働き方改革の影響で工程計画も大変!
人の作業を減らして効率化したいが、多品種少量生産だから、測定作業の自動化は難しい!
測定項目を増やされたら、コストは増えるばかり!
あなたのお悩み、機上測定が解決します!

- 作業時間の短縮!
ワーク移動や段取り、測定などの作業がゼロに!
削り残りが判明してもすぐ追加工できるので手戻り時の作業が減少します。 - 作業負担の削減!
測定するためのワーク移動、追加工するためのワーク移動がゼロに!
寸法測定も自動なので、作業者の負担を大幅に削減できます。 - コスト削減!
測定とそれにかかわる段取り時間の削減によりコストを削減!
更に、加工から寸法測定まで無人運転して夜間や休日の時間を有効活用することで、更なるコスト削減が可能です。
Cimatronの機上測定オプションの特徴!
Cimatronを使って機上測定に必要な「測定NCプログラム」を作成できます!
- 簡単操作で翌日稼働!
使い慣れたCimatronに機上測定のオプションを追加すれば、測定NCプログラムを作成できます。
新たに覚える事が少ないので、短時間で実稼働に移せます。 - 曲面/勾配面上の点も測定
測定が大変な曲面上の点や、勾配面上の点も測定できます。 - 夜間運転で更にコスト削減!
夜間や休日の時間を活用することで更なるコスト削減が可能です。
加工後に洗浄&冷却するプログラムも出力できます。
これにより、加工から寸法測定までを連続して無人運転することが可能となります。

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利用者の声

時間が無くて今までは一か所しか測定できなかったのですが、機上測定を導入することで、複数の個所を測定できるようになりました。
金型製造会社 男性

以前は土日に無人で加工させておいた数十個の電極を週明けに2,3時間かけて測定していました。
機上測定を導入してからは、手動で測定しなくても済むようになりました。
金型製造部門 男性
よくある質問
Q.
測定プログラムの作成は誰が担当するのでしょうか? 作業の負担はどれくらいでしょうか?
A.
測定プログラムの作成は Cimatronの操作担当の方に行っていただきます。
測定の手続き作成は切削加工の手続き作成と同様に選択とパラメータの設定で済みます。
パス計算もすぐに終わります。機上測定も無人で行え、大幅な時間短縮となります。
Q.
どんな寸法測定ができますか?
A.
溝幅やリブの厚み、段差などの距離測定や、内径/外径の測定、交点(線と線)の測定ができます。
また、弊社オリジナルの機上測定オプションであれば、測定コマンドを自由に組み合わせて様々な測定が可能となります。
例えば、リブ中心間の距離(=ピッチ)や3つの丸穴中心を通る円の径を測定したり、交点間の距離を測定することも可能です。
Q.
削り残り量を測定できますか?
A.
できます。
点測定のみで、削り残り or 食い込み量を測定できます。
測定する値は「面直方向で測定した値」です。
CimatronのCAMで指定した面オフセット値とそのまま比較できます。
Q.
測定結果はどこに出力できますか?
A.
ファイルとして出力するか、機械のマクロ変数(コモン変数など)に出力できます。
変数の値については、ネットワークを介して機械と繋がっているPCで取得できる場合があります。
この場合、機械の変数値を取得できるIOT系のソフトウェアが必要です。
Q.
測定精度はどれくらいですか?
A.
加工機の位置決め精度や分解能、そしてプローブの性能に依存します。
また、校正(キャリブレーションと呼ぶ場合もあります)の有無も影響します。
機械の分解能が1μmなら精度は10μm程度、分解能が0.1μmなら精度は数μm程度が目安です。
機上測定は一般的には「工程検査の寸法測定」に該当します。
社内で決めた公差に対する合否判定という運用が可能です。
この運用なら、仮に10μmの精度であっても「無人化できる」メリットの方が大きいと考えられます。
Q.
手動で接触させるタイプのプローブでも測定できますか?
A.
プローブを自動で動かせない場合は、自動での測定はできません。
ご使用の機械に、自動測定が可能なプローブと受信装置を取り付けることで可能かも知れません。
一度、機械メーカ様あるいは機械商社様にご相談なさってはいかがでしょうか?