CPUでどれぐらいパス計算時間が速くなる? #たか【部品加工用CAD/CAM GO2cam】

パソコンの進化は早く、毎年の新しいCPUが発売されています。
最近のCPUは、クロック数だけでは速さを簡単に比べることができず、どのぐらい速くなるのかが分かりにくい。
そこで今回は、CPUの違いで、GO2cam(CADCAM)の計算時間がどれだけ違うのかを検証してみました。
CPU選択のポイントは?
ソフトによって、最適なCPUが変わってきます。
今回はintelのCPUで、GO2camV6.07に最適なCPUの選択方法を紹介します。
まず、CPUの型番の見方を説明します。
Intel Core i7-8700K3.70GHzの場合は、下記のようになります。
1. XeonシリーズかCore iシリーズか?
どちらが上位CPUということはなく、別シリーズのものであるため、単純に比較ができません。
特性としては、Xeonシリーズの方が、コア数、メモリを多くできます。
しかし、GO2camではコア数を多くしても特にメリットがないため、Xeonの特性を活かすことができません。
また価格面で、Core iシリーズが安いため、Core iシリーズがお勧めです。
2.コア数は多い方が良いのか?
先ほども説明しましたが、GO2camではマルチコアでのパス計算は対応しないため、コア数が増えてもパス計算は、速くなりません。
2~4コアあれば十分で、コア数よりクロック数、上位のCPUを選択することがお勧めです。
3.クロック数は大きい方が良いか?
クロック数は、単純に大きい方がお勧めです。
ただ、最近のCPUはあまりクロック数に違いがないため、CPUの世代が重要となってきます。
4.CPUの世代とは?
同じCore i7でも世代が変われば、速度が変わります。
例えば、Core i7 10700とCore i7 5500では大きく違いが出てきます。
数値の4,5桁目が世代となり、今回の場合は10世代と5世代となります。
1世代上がるごとに計算スピードが変わります。
世代が同じ場合は、そのあとの数値が大きい方が基本的に速いCPUとなります。
できるだけ新しい世代のCPUを選択されることをお勧めします。
実際どれぐらい計算時間に違いがでるのか?
まとめ
- シリーズはCore iシリーズの上位のものがお勧め
- コア数、クロック数は、あまり気にする必要なし
- 世代はできるだけ新しいものがお勧め
以上いかがでしょうか。
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