【リバースエンジニアリングサービス】既存製品の改造パーツ作成

右が既存の温熱器具本体(電装品は外しています。)、中央が温熱体、左がこの温熱体を本体へ取り付ける為の温熱体カバーです。
これらを組合せます。


今回、温熱体に形状変更が入ったとのことでしたが、このパーツは3Dデータや2Dの図面を使用せず、現場の職人さんが手作業で製作されたようです。
そのため、リテイクの度に違う形状の物が出てきており、お客様で温熱体カバーの設計に途方に暮れておりました。
図面を書きたくても寸法が追えないとのことで、弊社に温熱体の3Dスキャンと温熱体カバーの3Dデータ作成、設計のご相談をいただきました。
右の画像は、最終的に出来上がった温熱体カバーです。
温熱体を弊社にて3Dスキャン、そのスキャンデータから温熱体をリバースモデリングし、それにはまるような温熱体カバーを3Dモデリングいたしました。
この3Dデータをお客様に提出。
お客様の方でこのカバーの樹脂用金型を起こされました。


実際の作業データです。
3Dスキャニング後、各部品の位置合せをしています。
その後、リバースエンジニアリングでCAD面を作成、最終的に必要な温熱体カバーの3Dデータを作成しました。
この様に3Dスキャナーを用いることにより、途中アバウトな物が出来たとしても対応出来ます。
