【活用提案】HandySCAN 3D を活用した金型製造ソリューション

HandySCAN 3D を活用した金型製造ソリューション
セイロジャパンは、Cimatronによる製品設計/金型設計→ Moldex3Dによる樹脂流動解析→ HandySCAN 3D による測定というソリューションを提案いたします。
ここでは、この3つのシステムを連携した
①製品/金型設計 → ②樹脂流動解析 → ③スキャナーによる測定 → ④金型設計修正 の流れをご紹介いたします。
HandySCAN 3D を活用した金型製造ソリューションのメリット: ◆ 3D形状全体の検査比較による測定精度の向上 ◆ CADに基づいた測定の実現 ◆ 検査レポートの自動化により、転記ミスの撲滅 ◆ 測定時間の短縮による生産効率の向上 ◆ 対外的品質保証のPRに有効 |
① Cimatron を使い、製品設計および金型設計を行います

② Moldex3D を使い、樹脂流動解析を行います

③ トライ後の製品を HandySCAN 700 を使い測定を行います

(1)VXelements を使ってデータ化を行います。
VXelementsは、CREAFORMのソフトウェアプラットフォームであり、3Dスキャンニング、測定、データの比較検証
を行うVXmodelとVXinspectを含むアプリケーションスイートです。
計測されたデータは全てポリゴンメッシュデータとして活用出来ます。
従来の点群データ → ポリゴンデータ化の作業が不要となります。

(2)VXmodel を使って測定データを活用します。
計測データから様々な、形状を認識させることが出来ます。
1.必要なデータのみを選択し、不要なデータを削除します。 (座標作成)
2.検具の基準位置で基準面を定義します。
※平面、円、円柱、円錐、点、線、断面、長穴、エッジ、ポリライン等々の作成が可能です。
(3) VXinspect を使い、CADデータとの比較検証を行います。
CADデータを活用することで、品質管理することが可能です。
1.計測データとCADデータをベストフィットにて合成を行います。

2.計測データとCADデータを基準面にて合成を行います。

3.計測データとCADデータの比較マッピングを行います。

4.比較マッピングした結果のエラー分布の確認及び良否判定の範囲設定が可能です。

5.任意の位置をクリックすることで、CADデータとの誤差を表記します。

6.指定位置で断面を作成し、CADデータとカラーマップ比較が出来ます。

(4) CADデータとの比較検証を行います。測定結果はレポートとしてエクセル形式で出力されます。

このシステムを利用するメリットは、
◆ 3D形状全体の検査比較による測定精度の向上
◆ CADに基づいた測定の実現
◆ 検査レポートの自動化により、転記ミスの撲滅
◆ 測定時間の短縮による生産効率の向上
◆ 対外的品質保証のPRに有効
などが挙げられます。
④ 金型設計へフィードバックを行います

【参考】ソフトウェア機能比較
