スイス式自動旋盤のプログラムをスイスイ作成 #大熊【部品加工用CAD/CAM GO2cam】

目次
スイス式自動旋盤とは
自動車や医療機器などの工業製品に組み込まれる小さな精密部品加工に欠かせない工作機械です。
バー材から最終製品形状へ1台の機械でワンストップ加工ができます。
材料を保持するガイドブッシュ近くに刃物を当てる構造によってビビリにくく、
高精度に加工でき、量産性にも優れた工作機械です。
ただし、工作機械が持つ軸構成は機種によって様々です。
刃物を置く場所によっては、特別なGコードやMコードなどで制御する必要があり、
NCプログラムを作成するには相当な知識が必要なため、熟練な作業員が必要です。
そこで、GO2camの複合加工/自動盤機械機能がお役に立ちます。
図面から簡単に3Dデータができる複合加工機用のCAD機能
紙図面のみの場合、CAMでNCプログラムを作成するにはCADが必要です。
GO2camでは、旋削形状であれば機械の対話プログラムと同じように長手/直径値を入力し二次元形状を描き、回転するソリッドモデリング機能を用いれば立体の3Dデータができます。
そして、切り欠きやキー溝、穴といったミリング加工を要する形状への専用機能がありますので、数値を入力するだけで簡単に複合加工部品の3Dデータが作成できます。
事前登録された豊富な旋盤工具ライブラリー
3Dでの加工シミュレーションを行うために3Dの工具形状データを必要としますが、 GO2camでは事前に多くの旋盤工具を用意しています。
この旋盤工具はクラウドから提供をしており、インターネットにつないていつでも最新の工具データを取得することができます。
またこれら3D工具を使うことによって、事前に干渉を確認することができ、工具の最適な突き出し長さを知ることが可能です。
忠実に機械をシミュレーションできる機械環境設定
加工パスが干渉なく動作を行えるか、まずCAM上でシミュレーションをすることで機械稼働率を下げることなく検証することができます。
また熟練者でなくても機械構造を知り、加工部位によっての工具をどこに配置するか簡単に知ることができます。
ホルダーモジュール対応によってバリエーションも可能
スイス式自動旋盤は、ホルダーユニットを付け替えることによってもバリエーションが豊富にあり、GO2camもまたホルダーユニットを取り変えることによって機械のシミュレーションを行うことが可能です。
以上いかがでしょうか。
GO2camの詳細は以下のページからご覧いただけます。
GO2camの無料体験版がダウンロードができます
最新版がご利用できますので、よろしければお試しください。
※体験版はDXFファイルなどのCADデータを読み込むことができます。
GO2camで作成したデータの保存やNCデータ、作業指示書の出力はできません。
※体験版は同時5軸モジュールを除く全ての機能がご試用頂けます。
※体験操作は、GO2camのメニュー:体験版チュートリアルから参照いただけます。
※詳細な評価をご希望の場合は、お問い合わせください。