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【製造業向け】1部品から始める2D図面の3D化

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【製造業向け】1部品から始める2D図面の3D化
「取引先から3Dデータを求められる機会が増えてきた」
「そろそろ社内でも2D図面の3D化を進めたい」

そう感じていながらも、日々の業務の中で「なかなか手がつけられない……」と悩まれている方は少なくありません。
過去の膨大な2D図面をいきなりすべて3D化しようとするのは、とても大変な作業です。
まずは「週に1つ、簡単な部品だけ画面上で形にしてみる」ことから始めてみませんか?

今回は、現場のペースを大切にしながら、無理なく3D化を進めるステップをご紹介します。





1. 最初の目標:基本機能だけで作れる「シンプルな図面」を1つ選ぶ

3D CAD(Computer Aided Design)ソフトウェアは、最終的に現実世界で製品や金型、建築物などの「リアルなモノ」を製造するために利用されます。

押さえておきたい「正しい寸法」と「寸法のルール付け」

3D化の第一歩は、社内にある2D図面の中から「一番単純な形状のもの」を1つだけ選ぶことです。

図面を選ぶ基準は、以下のような基本機能だけで作れるかどうかです。

  • スケッチ(2Dの輪郭を描く)
  • 押し出し(立体にする)
  • フィレット・面取り(角を丸めたり削ったりする)

最初は、複雑な曲面がある部品や大きなアセンブリ(組み立て部品)は選ばないのが鉄則です。
もし手元にちょうどいいシンプルな図面がない場合は、基本的な操作手順がわかる簡単なチュートリアルなどを参考にしながら、まずは「画面の中に立体を作る感覚」を掴むことから始めてみましょう。

2. 3D化の作業は、これまでの「設計業務の整理整頓」になる

図面を決めたら、過去の変更点や修正点も反映させながら、実際にモデリングをしてみます。

長年使い続けてきた2D図面には、諸先輩方の知恵やノウハウがぎっしり詰まっています。
その一方で、今となっては不要な記述や、過去の修正が図面上に複雑に残ってしまっているケースも珍しくありません。

これらを3Dデータとして一つひとつ紐解き、整理していく作業は、これまでの設計業務や自社のノウハウを「見直し、精査する」という、とても価値のあるプロセスになります。

綺麗に整理された最新の3Dモデルがあれば、後から他の担当者が見たときにも迷うことがありません。
週に一つ、あるいは月に一つだけでも、簡単な形状から3D化をストックしていけば、いざという時にすぐにデータを引っ張ってこれる自社の財産になります。

3. 「3Dデータ」ができれば、加工(CAM)への道が開ける

3Dデータが手元にできれば、外注先へそのままデータを渡せるようになるだけでなく、自社で「パス(工具の通り道)」を作成し、3Dデータによる実加工を行うことができるようになります。

パス作成にはCAMの知識が必要になりますが、もし社内にCAMソフトがあるなら、まずはソフトを購入した会社のサポートへ相談したり、操作講習を受けたりしながら進めるのが確実です。

簡単な形状のパスが作成でき、実際の加工まで繋がれば、自社の3D化はほぼ達成したと言えます。

Cimatronなら、モデリングからパス作成までこれ一つでスムーズに

もし、「CADとCAMのソフトが別々で、データのやり取りが難しい」「操作方法がバラバラで覚えきれない」とお悩みなら、金型向けCAD/CAMシステム「Cimatron(シマトロン)」がお役に立てるかもしれません。

Cimatronは、金型設計から製造までの全工程を強力にカバーする、高機能かつ直感的なソフトウェアです。
CAMにCAD機能が搭載されているため、モデリングからパス作成、実機を模したシミュレーションまで、すべて一つのシステム上でスムーズに行うことができます。

Cimatronでのモデリングの流れ

Cimatronでの作業の流れは、とてもシンプルに設計されています。

モデリングする

「スケッチャー」を使って、ベースとなる2D作図を行います。

「押し出し」「フィレット」「面取り」「テーパ(勾配)」などの基本機能を組み合わせて立体化します。

押出し機能でスケッチを押し出します。

押し出したモデルの上にスケッチをしてさらに押し出します。

円をスケッチし、押出し削除でモデルに穴を開けます。

押し出した角に面取りを付けます。

図面からモデルが完成!


CAM(加工)の環境へと移行し、加工パスが作成します。

上記モデルの作成手順が気になる方はこちらの動画をご参照ください。





まとめ

社内の3D化を成功させる秘訣は、とにかく焦らないことです。

  • まずは簡単な部品から3D化を始める
  • 基本的な機能だけで作れる図面を選ぶ
  • 「できた」という成果体験を少しずつ積み重ねる

まずは、眠っているソフトを起動して、簡単なパーツを1つ作ってみることから始めてみませんか?

Cimatronなら標準搭載のCAD機能で、追加コストなく3D化をスタート

Cimatronは、すべての構成に標準で高度なCAD機能が搭載されています。

そのため、「まずはCAMを導入して加工データを自動化したい」という場合でも、別途CADソフトを追加購入する必要はありません。
CAM構成をご導入いただくだけで、2D図面からのモデリング(3D化)からパス作成、シミュレーションまでをひとつのシステム上で完結させることができます。

「CADとCAMで別々のソフトを使うのが面倒」「余計なコストをかけずに3D化を進めたい」という現場に、まさに最適なソリューションです。

実際の画面や操作感をご覧いただけるデモや、お客様の図面を使ったベンチマークテストも承っております。
まずは「ちょっと話を聞いてみたい」「うちの図面ならどう進めればいい?」といった段階でも構いません。
どうぞお気軽にご相談ください。

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