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Cimatron導入事例│製造向けCAD/CAM/CAEシステムのセイロジャパン

株式会社鹿嶋工業様【試作モデル製作】

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株式会社鹿嶋工業様【試作モデル製作】

同時5軸加工の導入で工業用試作モデル製作をスピードアップ

工業用試作モデル製作の老舗、鹿嶋工業(本社:神奈川県相模原市)は、1964年の創業以来、電機メーカーを主要顧客にさまざまな試作サービスを行ってきた。1996年の3軸加工用Φ(ファイ)STATION導入に続き、2006年には、後継機種CimatronEでの同時5軸加工をスタートし、試作品製作のスピードアップとコストダウンにつなげている。


1964年(昭和39年)創業の鹿嶋工業は、創業以来、工業用試作モデル製作に特化した事業を展開してきた。「総合試作モデルメーカーとして、板金、金属切削、モールド加工、塗装、印刷--と幅広く、サービスを提供してきました。お客様は、大手電機メーカー、パソコン・メーカーなど多岐にわたります。各メーカーの設計・開発部門,あるいは研究所などとお仕事をさせていただいています」(同社代表取締役社長の浜田英洋氏)。 その鹿嶋工業が、最初に注目したのがセイロジャパンが1989年から国内販売を開始した3次元CAD/CAMシステム「Φ(ファイ)STATION」だった。ΦSTATIONは、鹿嶋工業が導入を決めた1995年当時から他製品に比べて群を抜いていたと、浜田氏は語る。「ΦSTATIONは、CAM中心のソフトウエアでしたが、3次元モデリング機能も充実し、CAMのきめ細かい機能の充実度にも感心しました」(浜田氏)。
そして、さらなる効率化、納期短縮などのニーズに答えるべく、2006年9月に同時5軸加工向けCAD/CAMソフトウエア「CimatronE」と加工シミュレーションソフト「NCSimul」を導入した。複雑な形状の試作品を,素早く加工するためだ。

鹿嶋工業本社

CimatronEとNCSIMULの導入

(左)MCセンタープログラム課長 米倉剛氏
(右)MCセンター 山田直幸氏

「従来は、複雑なパーツの加工には、冶具で様々な方向に固定し、何回も段取り替えを行なうことが必要でした。これだと非常に手間がかかり、また加工精度にも問題があります。ところが同時5軸加工では、1回の段取りで精度の高い加工が可能であり、スピードアップにも繋がるし、コストダウンにもなります」と浜田氏はいう。

「2006年11月に、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)を視察に行きましたが、工作機械メーカーのブースは5軸のオンパレードでしたね。5軸加工は、これからの標準になると見ています」と浜田氏は、5軸加工の将来性をアピールする。

鹿嶋工業では、セイロジャパンのサポート体制も評価している。セイロジャパンでは、専門のサポートセンターを設置し、ユーザーの導入をサポートする。「5軸加工は、ソフトウエアを実際のマシンにフィットさせるために微妙な調整が必要になります。ソフトウエアの導入・立ち上げの際には、ただ導入研修を行って終わりではなく、お客様の現場に詰めて、実加工でマシンとの調整をお手伝いします」(セイロジャパン システム技術部次長シマトロン営業課課長の近藤雅之)。

現在、相模原の本社工場、および茨城県鹿島市の茨城工場では、CimatronEによって3軸から5軸までの加工が行なわれている。「5軸になって、今までできなかったような加工、例えば、壺の内側を削るようなものもできるようになり、どんな仕事でも安心して受注できるようになりました。CimtronEの5軸機能には、様々なバリエーションがあり、どのような仕事が来るか分からない試作業には最適だと思います。」(鹿嶋工業MCセンタープログラム課長の米倉剛氏)。

基本的には、機器メーカーから渡されたCADデータを変換してCimatronEにかける。「大きなものをこちらで分割しなければいけないときなど、データ分割などの作業が容易にできるのもCimatronEの操作性のよいところ」と同社MCセンターでCimatronEを主に操作する山田直幸氏は評価する。

5軸加工では、加工シミュレーションが重要な工程になる。加工機械が、干渉を避け、どういう形で加工するかをチェックするのが大事だ。「そういった干渉チェックも、同じセイロジャパンから提供されているNCSimulで手早く確認できるようになっています」と山田氏は付け加える。

加工シミュレーションの例1

加工シミュレーションの例2

「今まで3軸で加工していたものも、5軸で加工すると精度が高くなり有利なはず。CimatronEでの5軸加工は、スタートしてからまだ半年程度しか立っておらず、操作できるスタッフも限られている。今後、本社工場、鹿嶋工場の全スタッフが5軸機能を使いこなせるようになり、他の試作メーカーとの差異化を図りたい」と米倉氏は抱負を述べる。

顧客からの納期短縮への要求は、ますます厳しくなり、試作品の形状は複雑化している。そこで、スピードアップと精度向上を発揮するCimatronEは、鹿嶋工業でもますます重要になりそうだ。

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