ホンダエンジニアリング株式会社様【鋳造金型メーカー】高硬度材料の直彫り加工を実現!

不可能と思われていた高硬度材料の直彫り加工技術をCimatronEにより実現
Hondaは、商品の製造・販売の「本田技研工業株式会社」商品の研究・開発の「株式会社本田技術研究所」、生産技術・設備の研究開発の「ホンダエンジニアリング株式会社」の三つの柱で構成される。 ホンダエンジニアリング株式会社(以下EG)では、自動車業界の激しい競争の中で、金型に求められている品質(Q)、コスト(C)、納期(D)という三つの課題を以下に効率よく実現するかを常に追及している。ツーリング(設備生産/金型生産)という概念のなかで、付加価値の高いものと低いものとを区別し、内製化と外注化を図り、付加価値のつくもの、工数のかかる金型は内製で、簡単なものは外注で、といった切り分けを行うことでコストパフォーマンスをあげている。
EGのP/T金型製造ブロックでは、CimatronEを使用して、ダイキャスト金型の高硬度材直彫り加工に取り組んでいる。EGが、φSTATION(CimatronIT)を導入したのは、1998年。現在は合計5セットのCimatronEを使用しているが、昨年より順次CimatronEへ移行中である。
非常にご多忙な中、2G 小山弘晃生産技術主幹(以下技幹)、P/T金型製造ブロック 山中浩生産技術主任、天野久生産技術主任(以下技主)にお話を伺った。

P/T金型製造ブロック プログラムGr
天野 久 氏
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