展示会コラム「2022年の展示会来場者数を振り返る」

2023年4月には、『日本ものづくりワールド』、『INTERMOLD 名古屋』が開催されます。
昨年、来場者数がやや回復傾向にありましたが、2023年はどうなっていくのでしょうか。
過去の来場者数の推移を見て行きたいと思います。
本記事では、セイロジャパンが2022年参加した展示会のうち、『ものづくりワールド』と『INTERMOLD』の来場者数を見て行きます。
JIMTOFにつきましては、前回開催が2018年とデータが多くないため、ここでは取り扱いません。
※『ものづくりワールド』は設計製造ソリューション展、機械要素技術展、ものづくり AI/IoT展など複数の展示会で構成されています。
※『INTERMOLD』は、INTERMOLD、金型展、金属プレス加工技術展の3展で構成されています。
ものづくりワールド 来場者数まとめ
2018年から2022年までの来場者数を、以下の表にまとめてみました。
2022年の展示会を前回と比べると、どれも増加傾向にあります。東京開催の『日本ものづくりワールド』に至っては、約2.5倍ほど来場者が伸びています。
ただ、コロナ禍前の来場者数にはまだまだ及ばない数字です。
2022年の10月に行われた関西ものづくりワールドにおいても、前回よりは伸びていますが3万人を切っています。
(※11月においては4年ぶりにJIMTOFが開催されているため、その関係で伸びなかった可能性も考えられます。)
しかしながら、今年は11月にマリンメッセ福岡にて第1回目の九州ものづくりワールドが開催されるなど、新たな動きもあります。
INTERMOLD 来場者数まとめ
2018年から2022年までの来場者数を、以下の表にまとめてみました。
コロナ禍前の2018~2019年は、東京・名古屋・大阪に関わらず4万人ほどの来場者です。
中止となった2020年を挟み、2021年では4分の1ほどまで落ち込んだものの、昨年の名古屋では半分ほど戻ってきました。
また、2021~2022年は東京、名古屋の1か所開催に留まりましたが、2023年は4月に東京、6月に名古屋の2か所開催に戻ります。コロナ禍前の2019年と同じ開催地です。
名古屋ものづくりワールド、関西ものづくりワールドが2018年ではINTERMOLDと近い数字だったことを考えると、今年はINTERMOLDも3万人近い来場者となるのか気になるところです。
おわりに【4月の展示会情報】
今後、来場者は戻っていくのでしょうか。
オンラインだから活用できること、リアルではないと難しいことを多くの人が体感していく3年間でした。
その中で、展示会に行く回数を減らす方や控える方、やはり実際に足を運ぶことでしか得られない内容を求めて来場される方、様々かと思います。
セイロジャパンでは、情報収集や課題を持って来場者された皆様に対し、お客様ひとりひとりに合ったソリューションをご提案いたします。
4月は2つの展示会に出展いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
皆様のご来場をお待ちしております。