HandySCAN 3D よくある質問
Q.
測定精度はどのくらいですか?
A.
1ショット縦35cm×横31cm(B4サイズ程度)で最高0.025mm(2σ)※になります。
※精度0.025mm(2σ)とは、測定結果のうち2σ(95.4%)が誤差0.025mm以内に収まっていることを指します。
Q.
データの最高解像度はどのくらいですか?
A.
最高0.1mmです。スキャニング後に解像度を変更することも可能です。
Q.
スキャニング出来ないないものはありますか?
A.
HandySCAN BLACK | Eliteの場合、透明なものは撮れませんが、ある程度の鏡面や光沢のある黒色もスプレーなしでスキャンが可能となりました。
HandySCAN 700 までの機種の場合、鏡面や光沢のある黒色はそのままでは撮れません。パウダーやスプレーを塗布することでスキャニングが可能です。
レーザーが透過または完全に吸収される場合や、乱反射する場合は、形状をうまく取得することができないことがあります。
Q.
スキャン中に製品を動かしてスキャニングできますか?
A.
製品にターゲットシールを貼ることにより、スキャン中に製品を動かしてもスキャニングが可能です。
測定原理はこちらをご覧ください。
Q.
HandySCAN 3D に付属する標準ソフト(VXelement)はどのようなことができますか?
A.
付属の標準ソフトVXelement主な機能は、スキャナーを使用したメッシュデータの取得、穴埋め、間引き等です。
スキャンデータを使ったリバースエンジニアリングや検査に関しては、別途オプションソフトが必要です。
Q.
A.
形状、真直度、平面度、円形度、円筒度、プロフィール、線のプロフィール、サーフェスのプロフィール、方向、直角度、傾斜度、平行度、場所、位置度、同心度
Q.
スキャンデータをCADや3Dプリンタに渡す場合は、どのようなデータ形式になりますか?
A.
STL形式になります。
Q.
STLはCADデータですか?
A.
STLはCADデータではなく、点群を細かい三角形で結んだメッシュデータになります。
STLをCADデータ化するには、別途リバースエンジニアリングソフトが必要となります。
Q.
スキャンデータをCADデータ化するサービスはありますか?
A.
弊社の3Dデータ支援サービスで行っております。
Q.
保守費用は発生しますか?
A.
初年度は本体費用に含まれております。ただしアップグレード保守(校正・修理時の代替機無料貸し出し)は有料です。
次年度以降は有料の任意契約となります。
Q.
保守サービスにはどのような内容が含まれますか?
A.
年に1回の校正点検、故障修理対応、ソフトウェアのアップデート、電話・メールでの問い合わせサポートが含まれております。
Q.
測定の準備にどれくらいかかりますか?
A.
PCと電源に接続すれば、測定前の校正作業は約30秒〜1分で完了致します。校正作業が完了次第スキャニング可能です。
校正作業は専用のプレートを使用します。
Q.
ワイヤレスでの運用は可能ですか?
A.
現状は対応しておりません。スキャニングの際には、USB端子と電源に接続している必要があります 。
Q.
3D形状をどのように読み取っているのでしょうか?
A.
レーザーを物体に照射し、その反射光をカメラでとらえて3D形状を生成する、 「光切断方式」という方式を使っております。物体にレーザーが当たるとレーザーが変形しますので、その変形をカメラでとらえております。