ダイヤモンド電機株式会社様【部品製造メーカー】設計精度の向上や設計作業の効率化に

自動車用点火コイルの老舗、3次元樹脂流動解析を駆使して開発強化
ダイヤモンド電機は,自動車用エレクトロニクスと家庭用エレクトロニクスの大きく二つの事業を手掛ける。自動車用エレクトロニクス事業では,点火コイル,回転センサ,ミッション・スイッチ,ハーネス・アセンブリなどを扱っている。家庭用エレクトロニクス事業の主な製品は,エアコン向けをはじめとする各種コントローラ,イオン発生器,電子着火装置などである。
Moldex3Dを導入したのは,自動車エレクトロニクス関連の製品設計を担当する同社自動車機器事業部の技術部である。自動車用点火コイルの設計にMoldex3Dを使っている。
エンジンの気筒内に送り込まれた燃料ガスに点火するスパーク・プラグに供給する高電圧を作る点火コイルは,1937年(昭和12年)に創業した同社が最初に手掛けた製品である。いまも同社の事業を支える主力製品の一つだ。老舗ともいえる同社の点火コイルは,日本の大手自動車メーカーをはじめ,欧州や米国の自動車メーカーにも数多く使われている。
※全文はPDFファイルをご覧ください。